RBFもうまく理論化できそう

SOM2をベースにした,RBF×SOMやRBF 2の理論化とアルゴリズムの確立に取り組み中.プログラムはD1のO君ががんばってくれています.やっぱり「できたつもり」でいても,きちんと文章にしていく過程でいくつも不完全な点が見つかっていきます.いや,「不完全だった」というよりも,「もっと完全な形が見つかっていく」というべきかなあ.もっといい形,もっときれいな形がわかっていきます.うん,やっぱり書くって大事だ.

RBF2の完成に伴い,SOMの持つ「折れ線近似」から脱却ができます.mnSOMも,今まではモジュールの解像度以上の細かい表現ができなかったのが,これでできるようになります.うん,いいことが多いぞ.

それにしても,擬似逆行列を使った線形フィッティングも,SOMの更新式も,けっきょく同じ形に帰着するという点がRBFとSOMのきれいな対称関係につながっている.このあたり,もう少し「腑に落ちた理解」にこぎつけたいな.