京都女子大での講義

現代社会学部の1年生百数十人を対象にした「情報学基礎」の講義も無事終了.テーマは「脳科学と知的ロボット,そしてBrainIS」.脳科学も知的ロボットも現代社会の一側面だし,「情報学基礎」でもあるので,講義の趣旨には合っていたかな.前提となる基礎知識を持っていない文系学生が聞いて退屈しない90分をどう演出するか,かなり苦労しながら準備したけれど,その甲斐あって学生の反応は良かった(気がする).そしてみんなまじめだね.本当に一生懸命ノートをとっている学生がたくさん.ぼーっと話を聞く学生が多いうちの大学とはずいぶん違う!?(え,そんなことない?失礼しました......).

驚いたのは,「海馬って聞いたことがある人!」と尋ねたら,大部分の学生が手を挙げたこと.「じゃ,何をするところ?」と尋ねたら,「記憶に関わっているところ」という返事.うーん,マスコミの影響はすごい.