中学校の授業参観

長男の中学校の授業参観に行ってきました.ちなみに特別支援教室です.今日はティッシュカバーづくり.2枚の布をミシンで縫いとめ,飾りボタンをつけてティッシュの箱のカバーを作ります.感心した点は,

  1. 授業の開始に当たって,今日の内容と時間配分をまとめた全容をきちんと伝える.
  2. 今日の学習目標やポイントをひとりひとりまとめる.
  3. 終わった後は,開始時に設定したポイントに照らし合わせてチェックする.
  4. 学習に対するインセンティブを上手に与えている.目標のイメージ,正の報酬,などなど.
  5. 子ども自身がメリハリをもって取り組めるようにしている(集中する瞬間とそうでない瞬間の上手な組み合わせ).教師がメリハリではなく,生徒がメリハリ.
こうしたことは,大学や大学院の教育でもまったく変わらないはずなのに,これらに配慮する教育をしようとする大学教員はきわめて少ないように思う(私自身もうまくできているとは思っていないものの).教育のプロでありながら,素人教育をしているのではと思う.