脳型システム第3回講義

学生が居眠りしたら学生の勝ち.居眠りしなかったら先生の勝ち.それくらいおもしろい講義資料を作ってやろうと気合入れて頑張っているのだけど,なかなか大変.神経の活動ってどんな風になっているんだろうって,図を見ただけではぴんとこないから,あたかも実験しているかのような臨場感のあるスライドを作ってみた.パワポのアニメーション機能を使いまくり!もちろん本物の実験データではないから,「見てきたような嘘」なのである.嘘なのだが,本物の要点は押さえている......というか,本物だとかえってなんのことかわからないだろうから(要点以外のいろんなものが入っているから),こういうところは加減がむずかしい.

カンブリア爆発の「光スイッチ説」から「光センサと視覚は違うんだよ」みたいな話から入って,「三葉虫は世界をどんな風に見ていたのだろう?」「三葉虫は無理だから,代わりにカブトガニの視覚系を見てみよう......」というストーリー展開.準備にものすごく時間がかかったよー.

自宅で子どもたちに見せたらけっこうおもしろがって見てくれた.これだけちゃんと作ると,小学生が見てもわかるんだなあと.出前講義の機会があったら使ってみようかな?