永久の勝利

過去のたくさんのたくさんの先達たち(その多くは無名の人たち)から昇華したものが結晶して真理というものが作られるのであるなら,僕からも竹竿を通して何かが空に昇って,昇華して,加わりたいと.真理というのは本当にすごいものだと思う.「永久」という,目も眩みそうなものにつながるから.詩「未来」の中で谷川俊太郎はそれを「永久(とこしえ)の勝利」と呼ぶ.