One term, one sentence, one example and one figure

「それって何がポイントなの?」と尋ねられたら,「ズバリ,×××です!」と一語で答えられるように普段から気をつけておくといい.

鳩山首相って何がポイントなの?」「ズバリ,<友愛>です!」みたいな.このとき,ひっくり返しても(できる限り)成立すれば良いキーワードになってる.例として「ズバリ,SOMフィルタのカスケードです!」と答えるのと「SOMフィルタ・カスケードと言えば,ズバリ本研究です!」という具合に.「知能ロボット」のような広い範囲をカバーするキーワードだと,このひっくり返しができない.「知能ロボットと言えば,ズバリ本研究です!」なんて,なかなか言えないよね.(Pfeifer氏の「知の創成」くらいだったら良いかも).

これは練習を重ねるうちにだんだん上手になるので,普段から練習しておくといいのだ.自分で問題を出して,自分で解いてみる.たとえば「脳情報専攻って,ズバリ,何?」とか,ね.就職活動にとっても必須だよー.
もし one term でうまく返事ができるようになったら,次は one sentence. 一文で意味を説明する.「SOMフィルタ・カスケードというのは,×××××......のような信号処理装置です」という具合にね.

one sentence ができたら,さらに one example と one figure.これがぱっと示せたらもうばっちり.とても良い実例をひとつ,一目瞭然の図をひとつ.

これは質問されたときにぱっと返さないといけないので,ゆっくり考えている時間はない.どんな質問が来てもぱっと答えられるようにするには,やっぱり普段からいろいろ考えたり,練習したりしないといけないのだ.