JNNS全国大会

JNNS全国大会では,収穫もいろいろありました.一方で気になったことも.全体を見渡したとき,広がりに欠ける気がしたのです.だから「発表されている研究」は良いのですが,「発表されていない研究」が気になった次第.特にニューラルネット系をはじめとする工学系の元気のなさが気になりました.他学会と棲み分けするようになったのでしょうが,そうなると新しいものが生まれてきづらくなる.会場でも「得体の知れない研究が少なくなったねえ」という声を聞きましたが,新しいものにつながる「得体の知れないもの」がいるのかもしれません.

何に化けるかわからない得体の知れないもの.それを生み出す側にまわりたいものです(正体が知れたら大したことなかった......ではつまらないけれども).