GPML勉強会

6月19日から,朝ゼロ勉強会が始まります。今回は "Gaussian Process for Machine Learning (GPML)" を有志で読みます.(いい本ですよ!)ラボ外からの参加も歓迎です(そのときは指導教員に話を通して参加してね).古川研では時々「朝ゼロ勉強会」をす…

SOMでワイン解析

この週末はY君の論文執筆につきあってました.彼はワインのデータをSOMで解析しています.ワインの化学成分とアロマ(「おおお,スパイシーでベリーの香りの……」)をSOMに入れました.もちろん普通のSOMではなく,素敵な工夫を凝らしています.(正確にはそ…

論文が出ました

D3の石橋君が筆頭著者の論文,"Hierarchical Tensor SOM Network for Multilevel–Multigroup Analysis" (階層的テンソルSOMによるマルチグループ・マルチレベル解析)が出版されました.(おめでとう!) 論文はこことか,こことかで読めます. いろんなス…

SOM入門

「自己組織化マップ入門」というドキュメントを公開しました.これは研究室内に入った新入生向けのドキュメントです.公開を考えていなかったので舌足らずのところもありますが,その代わり書籍にはあまり書かれていないことも書いています. SOMの適切な日…

カーネルをめぐる熱い討論中……

オープンキャンパスでした

今日はオープンキャンパス。古川研にもたくさん聞きに来てくれました。オープンキャンパスで研究室の説明をするのは、私にも、ラボの学生にも勉強になります。特にラボ学生にとっては、研究室全体を話すことで理解を深める良い機会と思っています。 オープン…

ワークショップの原稿

f-Lab Workshopでは次のような原稿を書きました。なんだかふざけたような、よくわからない対話ですが、「ゲーデル・エッシャー・バッハ」を読んでいる人にはわかってもらえるかも。

大島と世界遺産

ワークショップの会場にした大島はとても海がきれいでした。 古事記に出てくる三人の女神の一人です。今は世界遺産指定の話が注目されてますね。ただ、沖ノ島(末の妹)だけにしなさい、あとの2人は外しましょう、という話になっていて少し残念です。できれ…

f-Lab workshop

f-Labでは毎年4月に合宿でワークショップをします。お互いに野望(?)を語り合う場で、一年で一番楽しいイベントかも知れません。今年は宗像の大島で開催しました。 パンフレットの表紙も毎年の楽しみなのですが、今年も素敵な出来栄えです。とある本の表紙の…

ご無沙汰してました

いろんなことがあって(単にズボラだっただけとも)更新を長いこと放置してました。また少しずつ書いていこうと思います。 今年の入学式の頃の写真です。

学位記授与式での祝辞

"Be a gentleman well versed in technology and science." 「技術に堪能なる士君子たれ」,わが校のモットーです.諸君がその学位記を手にしたということは,諸君は工学あるいは科学に精通しているというだけでなく,同時にgentlemanあるいはgentlepersonで…

ブログ復活!

ブログがうまく動作しなくなっていたのですが,このたび復活!学生のみなさん,ありがとう.また折々書いていきたいと思います.

おめでとう!

昨日,博士論文審査委員会が開かれて,大谷君,川畑君,薬師寺君の学位取得が決まりました!おめでとう(パチパチ).一気に3人も学位取得です.みんなも後につづけー!

公聴会

古川研の大谷君,川畑君,薬師寺君の3名の公聴会が1月30日に開かれます.ぜひ聴きに来てください.

神酒先生急逝

脳情報専攻運動会で神酒先生が倒れられ,そのまま急逝されました.ご冥福を祈ります.(これからいろんな意味で大変です).

IBIS2012その3

今回のIBIS2012での発表内容は,ちょうど7月頃に「ベーテかも」「ベーテじゃないかも」「対称性をぶち壊そう」などと考えていたものです.まだ完成はしていない内容ですが,まずは原稿にまとめ,そして発表することで考えをまとめて次のステップに進んでい…

IBIS2012その2

ポスターも貼りました. 今回のポスターではイラストを使ってみました.ぐっとわかりやすくなりましたよ. 読めるかな?

IBIS2012

東京で開催中のIBIS2012に参加しています. 会場のあたりは木々の多い落ち着いた雰囲気で,紅葉がきれいです.

鹿児島出張

中間発表が終わった後,日帰りで鹿児島に出張しました.特急で博多まで行って,そこから飛行機.プロペラ機の旅は快適ですね.快晴で天草や島原がよく見えて美しかったです.飛んでる時間はわずか30分.帰りは新幹線.これも速いですね.あっという間に久留…

修論中間発表

修論の中間発表がありました.全員バッチリで何も問題なくクリアしました.欠けたデータを埋め,プレゼンを作り直せばこのままでも十分修論発表として通用するレベル.でも「卒業する」ためではなく,「俺はやり遂げたぞ感」がずっと大事.そう考えると,「…

IBIS2012参加

今年のIBIS2012にも演題を出します.κの話です.もうすぐ50歳というのに(正確にはあと1年),機械学習は専門じゃなかったはずなのに,単著でのエントリーです.しかも応用とかではなく,もっと基礎的な理論の話で.......人生,冒険です(笑).

川畑君の論文アクセプト!

学位審査中の川畑君の論文がアクセプトされました!軽微な修正は必要ですが,修正後はそのまま掲載されるとのこと,めでたいめでたい.これで学位の条件がクリアです.

理研のSRシステム

理研のSRシステムがWiredで紹介されていました.これは1年前に理研に研究打ち合わせで訪問した際に見学させてもらいました.うちの学生のH君が被験者になりましたが,本当に気が付かないうちに現実と虚構が入れ替わるのです.君の場合,何の実験装置なのか…

松下君が遊びに来ました

3月に卒業したOBの松下君が遊びに来てくれました.元気そうで何より.今の古川にとっては,まさにうってつけの聞き手が現れたとばかり,κに関する最近の展開(このブログに書いてきたことだ!)を山のように聞かされて,ああかわいそう......(笑).

また計算.むむむ......?

等価な解の置換を考慮したエントロピーの式を,イェンゼンの不等式で上限を見積もる.今まで用いていたエントロピーよりも小さくなる.それはそうだ,等価な解を重ね合わせると,解はぼやけてエントロピーが大きくなるのだから.これはいけるかもしれない.…

統計力学

田崎晴明さんの「統計力学」(培風館)を読む.これから勉強しようとする人にとって(ふつうはそうだよね)安心して寄りかかれる教科書というのは本当にありがたい.日本語という点で見ても,たさきさんの文章はとても心地よい.

追い求めるときはいつも

やっと捕まえたとおもったら,いつも必ず手をすり抜けて逃げていく.

わからないが続く

今学期は,慣れない上にストレスフルな専攻長業務と1年生の線形代数講義が重なって,ほぼそれらで忙殺,CTMをはじめとする研究関連は完全にストップ状態.それが先日の仙台出張でようやく抜け出した感じ.競合因子κに関する今までのもやもやはすっかりなく…

1年生の線形代数

1年前期の科目を担当するのは久しぶり.普段は大学院生しか周囲にいないので,3月までは高校生だった学生たちの姿はとても幼く感じられました.それがこの半年間に大学に慣れて(見ようによっては悪慣れして)いく過程が見られるのはなかなか良い経験です…

線形代数の講義

学部1年生の線形代数の講義がすべて終了.頑張って出席した学生のみなさんもお疲れさまっ!今回が初めての年なので,資料も,講義の構成も,すべて手さぐりで作っていきました.どんなに言葉を費やし,図を費やし,果ては動画をたくさん作っても,どうして…

特別講義@玉川大学

先週末は玉川大学の特別講義に行ってきました.1コマいただいて大学院生に好きな話をしていいよという,とてもうれしい話です.先方の好意に甘えて(図に乗って?)好き放題喋らせてもらいました.ラボのPVを見せたり(笑).玉川大学の先生方のコメント.「…

また,わからない.

また「わからない」が始まった.わからない.簡単じゃない.基本形と思っていた方が近似で,近似と思っていた方が基本形なのだろうか?わからない.ミクロな粒子状態に基づくエントロピーと,マクロな濃度分布に基づくエントロピーをつなぐにはどうしたら良…

いろんな能力

理想を掲げる.グランドデザインを作る.具体的な実行プランに落とす.プランを実行する.全体が円滑に動くように運用する.いろんな能力が必要とされる.これらすべてを持っている人はいないが,チームとしては揃っていないと混乱したり迷走したりする.で…

方法論

はとても大事なんだけど,そのあたりまだまだ不足感あり.

Curiosity

火星に着陸成功しましたね!

今日から秋

仙台では七夕が始まりました.七夕が始ると秋.立秋です.朝が来るのも遅くなり,家を出るときはまだ星が輝いています,しかも冬の星座.いろいろ前進はあったけれど,「形にする」仕事は全然前に進んでいません.それなのにもう秋.気持ちが急かされます.

すべてがすっきりしたわけではない

問題点がかなり明瞭になったけれど,だからといって問題点がすべて解決できたわけではない.問題の所在がクリアになっただけ.だから,まだ出発点にすぎない.まだ正体のわからないもやもやはある.あるどころか,以前より密度が高くなっている.至る所にか…

簡単じゃない

石をつなげていく.置換とは何なのか.置換と事前分布の関係はどうなるのか.ミクロをマクロに置き換える根拠を数式で示せるか.誤差の上限は押さえられるのか.潜在変数における置換群と位相の関係.こんなところに位相が出てくのか?置換に基づく空間分割.

絵を完成させるプロセスは碁にも似ている.まず最初はとびとびの石をつないで粗く地を作り,徐々に石をつなげて地を完成させるみたいな.地はまだ完成していないが,とりあえずこの石たちは活きたようだ.しかも見込みより大きな地を作って.早くヨセの段階…

ジグソーパズル

まるで,完成図の間違っているジグソーパズルを解いていたような気分.どうしてもはまりっこないピースをたくさん抱えてどうどうめぐりしていたのだと.いったん完成図の間違いに気づくと,今まで持て余していたピースたちが突然に輝きだして,するすると絵…

そして......

新しい問題設定を定式化し,それを解くアルゴリズムを導出した.答えが出た.3月玉川で発表したアルゴリズムそのものだった.

ディスカッション

産総研の赤穂先生にこの話を聞いてもらった.とても関心を持ってもらい,「これはおもしろい」とのコメント.けっして「教科書には載っていないが,専門家の間では良く知られた事実」ではなければ,「既存の説を否定する荒唐無稽な妄想」でもなかったようだ…

悪夢の晩

研究会発表を目前にしたあの悪夢の晩.あのとき私たちは,期せずして正しい答えにたどりついしていた.なのに,それを旧来の枠組みで理解しようとしていたから悪夢のような結論と思い込んでいた.正しかったのは私たちの方.間違っていたのは問題設定という…

対称性をぶち壊す!

知りたい事後分布 p は対称性を持つ.q(y1,y2) が答えならば,変数を入れ替えた q(y2,y1) も答えになっていて,測れるのは両者の足し合わせ.私たちの知りたいのは q のひとつであって,等価な解の足し合わせたものを知りたいわけではない.でも今までの問題…

問題を解くことよりも問題を作ること

そしてわかっこと.それは「『変分下限という目的関数最大化問題を解けばよい 』 という問題設定そのものが間違っていた」ということ.これは大きな発見だ!今,知りたいのは,データXが観測された時の,写像Yや潜在変数 Z などの事後分布 p(Y,Z|X) .これが…

成果がないという成果

さんざん苦労して,何度もぶつかって,くじけそうになって,その結果が「答えはここにない」.これではまるで敗北のように聞こえる.でもそれは違う.なにかがわからないわからないと,もやもやを抱えたままの撤退は敗北かもしれないが,「ここにはない!」…

先へ

ベーテ近似はこれで卒業,かな.探していたものは見つからなかったけれど,「ここにはないことがわかった」というだけでも大きな前進.これ以上ここで探し続けなくてもいいのだから!ガウス混合分布ひとつとっても奥が深い.会場で,NAISTの池田先生とこのテ…

ベーテ6

結局ベーテってただの近似で,今見ているものの正体はそんな単なる近似計算法ではない,もっと根源的なものを見ようとしているようだ.暗い海に何度も身を投げ混み,潜れるだけ深く潜って何かをつかみ取ろうとするけれど,潜れど潜れど底までたどりつかない…

東北大にて

今回は私のテーマとは関係の薄いセッションが多いので(たとえば「神経細胞の病理」とか),その間は会場の隣の東北大に行って,図書館でいろいろ仕事している.東北大の図書館の雰囲気はなかなかいい.学生がいっぱいいるのにとても静かで,みんな熱心に勉…

金剛経より

「それは仏陀の教法,仏陀の教法と言われるが,実はそれは仏陀の教法ではない.ゆえにそれは仏陀の教法なのである.」